【2023年4月】伊丹市 一戸建て(空き家)売却相場・動向レポート
2023年4月更新版の、伊丹市の一戸建て(空き家)売却相場の最新動向と伊丹市で一戸建てを売る際の基礎知識についてまとめたページです。
1.【2023年4月】伊丹市 一戸建て売却相場・動向概要
- 伊丹市の一戸建ては今
- 売り時です
- 伊丹市で一戸建てを売ると大体
- 仲介で
2,635万円
で売れました - 買取で
1,845万円
で売れました
- 伊丹市で一戸建て価格は
- 先月比で売却価格が
約2.0%上昇
- 売却価格は上昇傾向です
- 伊丹市で売れやすい一戸建ての特徴は
- 駅から徒歩15分圏内で100㎡前後です
2.【2023年4月】伊丹市 一戸建て売却基本データ
2-1.伊丹市で取引された一戸建ての、直近半年の動向をまとめました。
2-2.伊丹市で売れる一戸建ての条件 最新データとその半年前のデータを比較較
条件 | 最新データ | その前の半年間(期間平均) | 差 |
---|---|---|---|
駅徒歩(平均) | 12.2分 | 13.9分 | -1.77分 |
広さ(平均) | 96.71㎡ | 98.51㎡ | -1.8㎡(-1.8%) |
価格(平均) | 3,007万円 | 3,142万円 | -135万円(-4.3%) |
最寄駅 | 伊丹(阪急)/稲野 | 伊丹(阪急)/新伊丹 | - |
参照:国土交通省 土地総合情報システム
参照:レインズ
3.4月の伊丹市 一戸建て売却の相場動向
今月の一戸建て売却にまつわるトピックスや直近で取引された一戸建ての特徴、現在ニーズのある一戸建ての情報を紹介しています。
3-1.最近のトピックス
- 先月比で成約件数はほぼ横這い、取引価格は約2.0%上昇している。
- 最近は「伊丹・新伊丹駅周辺」の物件取引が多く、引き続きこの傾向が続いています。
- 稲野町、平松で3LDKの物件をお探しの方がいらっしゃいます!
3-1-1.先月比で成約件数はほぼ横這い、取引価格は約2.0%上昇している。
先月と比べ、伊丹市の一戸建ての成約件数は変わらず横ばい、平均取引価格は約2.0%上昇しています。
価格が高めの物件が成約したことにより平均価格を押し上げていますが、基本的に相場は横ばいという理解で問題ありません。
周辺の状況が悪くても、立地条件や㎡数、売り出しの時期やタイミングなどがニーズに合えば相場より高く売れるケースも数多く存在しますので、お持ちの一戸建ての価格を知りたい方は無料で査定を行っておりますので、ぜひお問い合わせください。
3-1-2.最近の取引物件6件の立地・条件
最寄り駅 | |
---|---|
伊丹駅周辺 | 1件 |
新伊丹駅周辺 | 3件 |
稲野駅周辺 | 2件 |
間取り | |
---|---|
3LDK | 4件 |
4LDK | 2件 |
駅徒歩 | |
---|---|
10分以内 | 4件 |
15分以内 | 2件 |
建物面積 | |
---|---|
~80㎡ | 1件 |
~100㎡ | 5件 |
売却価格 | |
---|---|
~3,000万円 | 4件 |
~4,000万円 | 2件 |
売却期間 | |
---|---|
~3ヵ月 | 3件 |
~6ヵ月 | 3件 |
3-1-3.稲野町、平松で3LDKの物件をお探しの方がいらっしゃいます!
お探しの条件
予算 | 4,100万円まで |
---|---|
築年 | 20年以内 |
地域 | 稲野町、平松 |
間取り | 3LDK |
駅徒歩 | 稲野駅か新伊丹駅から徒歩15分以内 |
九州にお住いのお客様で、単身赴任でこちらに来ていましたが今後転勤がなくなったため、家族を呼んでお住まいになる一戸建てを探されています。現在住んでいるアパートの近くで見つけたいとおっしゃっており、稲野駅か新伊丹駅のどちらかから15分以内の物件をご希望です。
3-2.今後の予測
その他の取引動向
- 地域によってはバス利用が多いので、最寄駅から30分以上離れていても相場に近い価格で取引が行われやすい特徴があります。
- 稲野駅、御願塚などは比較的購入を希望する人が多い模様です。
4.伊丹市の一戸建て(空き家)取引相場の過去と未来
4-1.市の成り立ち
明治24年(1891年)に川辺馬車鉄道(現JR福知山線)が開通。その後、大正9年(1920年)には阪急伊丹線が開通し、経済の発展とともに大都市近郊住宅地として発展してきました。
昭和15 年(1940 年)11 月、伊丹町と稲野村とが合併し伊丹市が発足。その後、昭和22 年(1947 年)神津村と合併、昭和30年(1955年)長尾村の一部を編入して、現在に至っています。
4-2.過去10年の推移
・「人口推移」について
昭和25年(1950年)から昭和50年(1975年)にかけて急増し、平成27年4月1日現在の人口は197,376人、世帯数は79,536世帯、県内で最も人口密度の高い伊丹市に次いで2番目に人口が過密となっています。
昭和50年以降も人口、世帯数ともに緩やかな増加が続き、日本の総人口が減少に転じた平成20年(2008年)以降も、本市の人口は微増で推移しています。
・「年齢構成」について
15歳未満と15歳~64歳は減少傾向にあり、65歳以上の老年人口は増加しています。
65歳以上の老年人口は、平成26年(2014年)には全体の22.9%を占め、高齢化の進展と老年人口を今後支えていく世代の人口減少が進みつつあるといえます。
・「転入・転出」について
年少者と30~40歳代は転出超過しており、住宅取得が要因と考えられます。30~34 歳は転入超過へ転換しており市中心地に相次いでマンションが立地したため、市内間移動により転出が減少していることがその要因だと考えられます。
・「持ち家率」に関して
住宅の種類別一般世帯数の推移は、平成12~22年(2000~2010年)の10年間で持ち家率は5.6%の増加しており、核家族世帯と単独世帯は増加していますが、三世代世帯は減少傾向となっています。
4-3.これからの推移の予測
駅までの交通手段として、市のいずれの駅でも徒歩利用が5割以上を占めています。
特にJR北伊丹駅、阪急稲野駅、新伊丹駅では、徒歩が7割以上と高い割合になっていますので、駅徒歩15分圏内の一戸建ては引き続き強い引き合いがあると考えます。
30~34 歳の伊丹市への転入増加と持ち家率、核家族化の増加が進んでいる状態なので、戸建て購入の需要は安定してあると見込んでいます。
なお、合計特殊出生率(1人の助成が一生のうちに産む子供の人数)が周辺の自治体や兵庫県、全国と比べて多く、市内在住の20~30歳女性を対象に実施した『20~30歳代女性意識調査』においては、子供は持たない、持つことが難しいと答えている割合の合計7.9%を大きく超えて、2人欲しいという回答が54.1%を記録したことから、今後もファミリー需要が高まることを予想しています。
周辺の状況が悪くても、立地条件や㎡数、売り出しの時期やタイミングなどがニーズに合えば相場より高く売れるケースも数多く存在します。
一戸建て売却のご相談や査定を無料で行いますので、何でもお気軽にご相談ください。
※本レポートは、不動産流通機構、弊社およびその取引先より聴取した内容をもとに、弊社社員の見解をレポートしたものです。現在および将来の動向について約束するものではありませんので、ご理解の程、宜しくお願いします。
参照:伊丹市役所 総合政策部施設マネジメント課「伊丹市の地域特性」
参照:伊丹市役所 総合政策部政策室「伊丹創生人口ビジョン」
関連記事
※本記事は、不動産流通機構、市役所等から発行されてる公的な資料、弊社およびその取引先より聴取した内容をもとに、弊社社員の見解をレポートしたものです。現在および将来の動向について約束するものではありませんので、ご理解の程、宜しくお願いします。