【伊丹市編】「相続による不動産売却」事例
相続が原因で何らかのトラブル・課題が発生し、その解決法として「不動産売却」を検討して課題を解決した事例を3つご紹介します。
1.伊丹市・K様
「相続した一戸建ての売却に反対した兄を説得し、円満に売却した事例」
お客様相談内容
売却物件 概要
- 所在地
- 伊丹市大野
- 築年数
- 35年
- 種別
- 一戸建て 3LDK
- 成約価格
- 2,000万円
- 面積
- 94㎡
- その他
- ―
お客様のプロフィール
伊丹市に10年以上住んでいらっしゃる40代のご夫婦です。
ご両親の実家を兄弟で相続しました。
解決したいトラブル・課題
実家を兄と私で相続したが、兄は遠方に住んでいて私は持ち家があるため、利用することがない。
・ただ所有し続けていても管理費や維持費・税金がかかるので処分したい。
・兄がゆくゆくは戻ってきて住みたいと言っているため、売却に反対しているので売れない。
不動産屋さん(売却のパートナー)の探し方・選び方
相続の結果揉めているので、こういった揉め事を解決した経験のある不動産屋さんに一度相談してみるのが良いと思いました。
そこで、実家のある伊丹の不動産屋さんを「伊丹 相続」などと文字を入れてインターネットで検索しました。
・ホームページに相続の事例を載せているかどうか。
を重視しました。
気になったところに電話で問い合わせてみたところ、大変対応がよかったためそこにお願いすることにしました。
K様の「トラブル・課題」の解決方法
1.不動産屋さんに相談し、家の価値を査定してもらう
事情を伝えると、兄が実家に住む際には「代償分割」になり、私に家の価値の半分を現金で渡す必要があると教えてくれました。
またこういった類の話に強い知り合いの弁護士の方も紹介していただきました。
兄が私に「代償分割」分の現金を払ってさえくれれば、私にとっては売却したのと同じ意味になると整理がついたので、売却しないで将来住むのなら私に現金を払う様に、兄と交渉するという方針を立てました。
そこで、幾ら要求したらよいかを知るために、実家の査定をお願いしました。
2.兄と交渉をする
査定し、家の価値を把握した後、「将来的に実家に住むのなら、家の価格の半分を現金で払う必要がある」旨と具体的な金額を兄に提示し、交渉を開始する事にしました。
そして、売らない限りずっと「維持費や税金」が発生し、その半分兄側も負担しなければならないという事も、具体的な負担額と併せて伝え、「揉めている間、無駄なお金がかかり続ける」事を説得の材料としました。
結果、兄も、自身には「代償分割」分を一気に払うだけの現金がなく、また維持費や税金の負担も負いたくないとも考えたので、売却して現金を分け合う「換価分割」にすることで最終的に話がまとまりまり、無事売却する事が出来ました。
2.伊丹市・I様
「相続したアパートに、入居者がいる状態のまま売却した事例」
お客様相談内容
売却物件 概要
- 所在地
- 伊丹市寺本
- 築年数
- 20年
- 種別
- マンション 3LDK
- 成約価格
- 2,800万円
- 面積
- 80㎡
- その他
- ―
お客様のプロフィール
西宮市にご家族とお住まいの50代の女性のお客様です。
お母様が経営していたアパートを相続しました。
解決したいトラブル・課題
母が経営していたアパートを相続したが、私も弟も賃貸経営を続けていくつもりがない。
・アパートにまだ入居者がいる状態だが、そのままの状態で誰かに買ってほしい。
不動産屋さん(売却のパートナー)の探し方・選び方
アパートなど賃貸物件に関して実績がある不動産屋さんにお願いしたいと思ってインターネットで探しました。
・アパート買取実績が豊富なところ。
・アパートを高く売ってくれるノウハウがありそうなところ。(ページにノウハウの解説が書いてある)
で絞って2件見つけましたが、問い合わせて最初に返答をいただいた方に決めました。
I 様 の「トラブル・課題」の解決方法
1.「オーナーチェンジ物件」で売ると決める
入居者がいる状態であるが、なるべく手間を掛けずに売ってしまいたいと相談しました。
すると、こういった物件は「オーナーチェンジ物件」と呼ばれていて一般的によくある話であり、買い手はたくさんいると教えてくれました。
現在入居者がいると逆に既に収益が上がっている状態なので、将来の儲けが計算し易いので、好む投資家が結構いるそうです。
ただ売り先が「投資家」に限定され、そこへのネットワークが強くないと上手に売れないというのがネックとの事。
ただ、まさしくそこのネットワークに強い自信を持っている不動産屋さんだったので、「売れるのは当たり前で、なるべく高く売るように努力する」と言ってくれたので、良い不動産屋さんを探せたなと思いました。
2.売却する
不動産屋さんも頑張ってくれて、沢山の投資家さんに宣伝して、何件も問い合わせを集めて一番高く買ってくれる投資家さんを探してくれました。
1、2ヶ月程度ですぐ売れそうだったんですが、4ヶ月ほど粘って納得のいく価格を提示してくれた投資家さんに売却しました。
3.伊丹市・O様
「相続した一戸建を手放さず、リフォームをして賃貸物件として活用した事例」
お客様相談内容
売却物件 概要
- 所在地
- 伊丹市野間
- 築年数
- 35年
- 種別
- 一戸建て 3DK
- 賃貸価格
- 8万円
- 面積
- 55㎡
- その他
- ―
お客様のプロフィール
伊丹市に長年お住まいの60代の男性のお客様です。
ご両親がお住まいだったご実家で、ご自身が育った家でもある一戸建てを相続しました。
解決したいトラブル・課題
両親が住んでいた家を相続したのですが、住む予定がありませんでした。
・思い入れのある家で、落ち着いたら帰る予定があるので、空き家にしておくより賃貸物件にして活用したい。
・築年数が経っているので無事に借り手が見つかるかわからない。
不動産屋さん(賃貸管理のパートナー)の探し方・選び方
長年営業していてネットワークが広そうな不動産会社だったら借り手を探しやすいと思いました。
いいところがあると知人に紹介されホームページをチェックしたところ
・きちんとサイト運営をしている。
・賃貸にしたとき、借り手を集められそう。
以上の2点がよかったためお願いすることに決めました。
O様の「トラブル・課題」の解決方法
1.不動産屋さんに賃貸経営について相談をする
両親から相続した一戸建てを賃貸活用したいと相談したところ、そういう例はたくさんあるようで手際良く対応していただきました。
築年数が古めでも大丈夫か聞いてみると、最低限の水回りのリフォームを施せば、借り手を見つけられる可能性が高いとアドバイスをもらいました。
立地的には需要はあるということでしたので、リフォームすることに決めました。
2.賃貸として貸し出しを開始する
リフォームを終え、賃貸物件として入居者の募集をすると、すぐに借り手を見つけることができました。
また今後、不動産屋さんに物件の管理までお任せすることにしたので手を煩わされることもありません。
リフォーム代はかかってしまいましたが今後定期的に収入が入ってくると考えればしょうがないですね。
しばらくは賃貸物件にして、ゆくゆくは戻って住む予定です。
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※本記事は、不動産流通機構、市役所等から発行されてる公的な資料、弊社およびその取引先より聴取した内容をもとに、弊社社員の見解をレポートしたものです。現在および将来の動向について約束するものではありませんので、ご理解の程、宜しくお願いします。