【2023年4月】伊丹市 マンション売却相場・動向レポート
2023年4月更新版の、伊丹市のマンション売却相場の最新動向と伊丹市でマンションを売る際の基礎知識についてまとめたページです。
1.【2023年4月】伊丹市 マンション売却相場・動向概要
- 伊丹市のマンションは今
- 売り時です
- 伊丹市でマンションを売ると大体
- 仲介で
2,895万円
で売れました - 買取で
2,027万円
で売れました
- 伊丹市でマンション価格は
- 先月比で売却価格が
約21.6%上昇
- 売却価格は上昇傾向です
- 伊丹市で売れやすいマンションの特徴は
- 駅徒歩10分以内の3LDKです
2.【2023年4月】伊丹市 マンション売却基本データ
2-1.伊丹市で取引されたマンションの、直近半年の動向をまとめました。
2-2.伊丹市で売れるマンションの条件 最新データとその半年前のデータを比較
条件 | 最新データ | その前の半年間(期間平均) | 差 |
---|---|---|---|
駅徒歩(平均) | 10.8分 | 12.1分 | -1.36分 |
広さ(平均) | 37.80㎡ | 33.71㎡ | 4.09㎡(12.1%) |
価格(平均) | 2,666万円 | 2,357万円 | 309万円(13.1%) |
最寄駅 | 伊丹(阪急)/伊丹(JR) | 伊丹(阪急)/伊丹(JR) | - |
参照:国土交通省 土地総合情報システム
参照:レインズ
3.4月の伊丹市のマンション売却相場動向を予測
今月のマンション売却にまつわるトピックスや直近で取引されたマンションの特徴、現在ニーズのあるマンションの情報を紹介しています。
3-1.最近のトピックス
- 先月比で成約件数は約-7.7%下降、取引価格は21.6%上昇。
- 最近は「3LDK/駅徒歩10分圏内/2,000万円以下」の物件取引が多く、引き続きこの傾向が続いています。
- 北本町か伊丹にある物件をお探しの方がいらっしゃいます!
3-1-1.先月比で成約件数は約-7.7%下降、取引価格は21.6%上昇。
成約件数が下降して取引価格が上昇した要因は、たまたま成約件数が少ない時期に価格の高い物件ばかり成約したからです。この価格変動は通常の値動きの範囲内なので安定した取引が続いていると判断できます。
1月に落ち込んだ成約件数は2月、3月で通常の取引価格の推移に戻ったと考えています。
周辺の状況が悪くても、立地条件や㎡数、売り出しの時期やタイミングなどがニーズに合えば相場より高く売れるケースも数多く存在しますので、お持ちのマンションの価格を知りたい方は、無料で査定を行っておりますので、ぜひお問い合わせください。
3-1-2.最近の取引物件12件の立地・条件
最寄り駅 | |
---|---|
阪急伊丹駅周辺 | 4件 |
JR伊丹駅周辺 | 6件 |
塚口 | 2件 |
間取り | |
---|---|
2LDK | 2件 |
3LDK | 9件 |
4LDK | 1件 |
駅徒歩 | |
---|---|
10分以内 | 8件 |
15分以内 | 3件 |
15分以上 | 1件 |
専有面積 | |
---|---|
~70㎡ | 8件 |
~80㎡ | 4件 |
売却価格 | |
---|---|
~2,000万円 | 7件 |
~3,000万円 | 4件 |
4,000万円以上 | 1件 |
売却期間 | |
---|---|
~3ヵ月 | 6件 |
~6ヵ月 | 6件 |
3-1-3.北本町か伊丹にある物件をお探しの方がいらっしゃいます!
お探しの条件
予算 | 2,800万円まで |
---|---|
築年 | 20年以内 |
地域 | 伊丹 |
間取り | 2LDK |
駅徒歩 | 伊丹駅徒歩10分以内 |
お子様が全員お家を離れたそうで、市内の戸建てからご夫婦で住まれるマンションへの住み替え希望のお客様です。
お車も手放されたそうなので、駅徒歩10分以内のマンションをご希望です。
3-2.今後の予測
その他の取引動向
- 伊丹市のマンションは最寄りから10分ほどの駅に近い物件は需要が高いです。
- 2,000万円以下のマンションの引き合いが強い。
- 西台は阪急伊丹駅に近いエリアなので、地価が平均より1㎡あたり、数10万円高い傾向にあり、築20年以内の新築のマンションは特に注目が集まります。
- 中野西のマンションの取引は、4LDKで74㎡が1,800万円で取引されました。
- 徒歩で行ける範囲にイオンモールのある1、3丁目、幼稚園と小学校がまとまっている4丁目の相場が高くなる傾向にあります。
4.伊丹市のマンション取引相場の過去と未来
4-1.市の成り立ち
明治24年(1891年)に川辺馬車鉄道(現JR福知山線)が開通。その後、大正9年(1920年)には阪急伊丹線が開通し、経済の発展とともに大都市近郊住宅地として発展してきました。
昭和15 年(1940 年)11 月、伊丹町と稲野村とが合併し伊丹市が発足。その後、昭和22 年(1947 年)神津村と合併、昭和30年(1955年)長尾村の一部を編入して、現在に至っています。
4-2.過去10年の推移
・「人口推移」について
昭和25年(1950年)から昭和50年(1975年)にかけて急増し、平成27年4月1日現在の人口は197,376人、世帯数は79,536世帯、県内で最も人口密度の高い伊丹市に次いで2番目に人口が過密となっています。
昭和50年以降も人口、世帯数ともに緩やかな増加が続き、日本の総人口が減少に転じた平成20年(2008年)以降も、本市の人口は微増で推移しています。
・「年齢構成」について
15歳未満と15歳~64歳は減少傾向にあり、65歳以上の老年人口は増加しています。
65歳以上の老年人口は、平成26年(2014年)には全体の22.9%を占め、高齢化の進展と老年人口を今後支えていく世代の人口減少が進みつつあるといえます。
・「転入・転出」について
年少者と30~40歳代は転出超過しており、住宅取得が要因と考えられます。30~34 歳は転入超過へ転換しており市中心地に相次いでマンションが立地したため、市内間移動により転出が減少していることがその要因だと考えられます。
・「持ち家率」に関して
住宅の種類別一般世帯数の推移は、平成12~22年(2000~2010年)の10年間で持ち家率は5.6%の増加しており、核家族世帯と単独世帯は増加していますが、三世代世帯は減少傾向となっています。
4-3.これからの推移の予測
駅までの交通手段として、市のいずれの駅でも徒歩利用が5割以上を占めています。
特にJR北伊丹駅、阪急稲野駅、新伊丹駅では、徒歩が7割以上と高い割合になっていますので、駅徒歩15分圏内のマンションは引き続き強い引き合いがあると考えます。
特にJR伊丹駅、阪急伊丹駅徒歩10分以内のマンションへの注目度は高いままと見込んでいます。
全国の人口減少傾向と比較して、伊丹市の人口減少は緩やかに進むことが推計されています。
2060年には、伊丹市の総人口は2010年と比較して22%の減と予測しています。
しかしながら、30~34 歳の伊丹市への転入増加と持ち家率、核家族化の増加が進んでいる状態なので、マンション購入の需要は今の所安定してあると見込んでいます。
周辺の状況が悪くても、立地条件や㎡数、売り出しの時期やタイミングなどがニーズに合えば相場より高く売れるケースも数多く存在します。
マンション売却のご相談や査定を無料で行いますので、何でもお気軽にご相談ください。
※本レポートは、不動産流通機構、弊社およびその取引先より聴取した内容をもとに、弊社社員の見解をレポートしたものです。現在および将来の動向について約束するものではありませんので、ご理解の程、宜しくお願いします。
参照:伊丹市役所 総合政策部施設マネジメント課「伊丹市の地域特性」
参照:伊丹市役所 総合政策部政策室「伊丹創生人口ビジョン」
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※本記事は、不動産流通機構、市役所等から発行されてる公的な資料、弊社およびその取引先より聴取した内容をもとに、弊社社員の見解をレポートしたものです。現在および将来の動向について約束するものではありませんので、ご理解の程、宜しくお願いします。