【尼崎市編】「離婚が原因の不動産売却」事例
離婚が原因で何らかのトラブル・課題が発生し、その解決法として「不動産売却」を検討して課題を解決した事例を3つご紹介します。
1.尼崎市・S様
「売却してもオーバーローンになるが、売却を選んだ事例」
お客様相談内容
売却物件 概要
- 所在地
- 尼崎市常光寺
尼崎駅徒歩10分 - 種別
- 一戸建て 2LDK
- 面積
- 53.19㎡
- 築年数
- 10年
- 成約価格
- 2,600万円
- その他
- 一台の駐車場スペースあり
相談にいらしたお客様のプロフィール
尼崎市に10年住んでいらっしゃる30代の男性のお客様です。
解決したいトラブル・課題
一戸建てを購入してローンを返済中だが、離婚して夫婦ともども別の所に引っ越すことになった。
・利用しなくなるので処分したい。
・できればすぐに売却して現金化してローンの返済に充て、将来の負担も全て清算してすっきりしたい。
不動産屋さん(売却のパートナー)の探し方・選び方
離婚をきっかけに、同じようなシチュエーションになる人も多いだろうと思うので、「離婚絡みの不動産問題」について手慣れている所であれば間違いないだろうと思い、離婚絡みの不動産売却について実績や経験のありそうなところをホームページを見て探しました。
・ページ上で離婚関連の実績をアピールしていて、何かしら記事を載せているところ。
を何件かピックアップし、問い合わせてみて一番対応が良かったところに決めました。
S様の「トラブル・課題」の解決方法
1.不動産で家の価値を査定してもらう
査定した結果、ローンの残高が家の価値を上回る「オーバーローン」という状態になる事がわかりました。
つまり売ってもローンが残ってしまうという事です。
賃貸に貸し出して家賃を返済に充てる等の手段もある様でしたが、借り手が希望の値段(ローン返済額と同額)で借りてくれるとも限らないなど不確実な点も多かったので、「早くすっきりさせてしまいたい」という気持ちを優先させ、売ってしまう事を決断しました。
今回売ったお金を返済に充てても数百万円分ローンが残りますが、そこは地道に返済していく決意をしました。
2.金融機関へ相談
「オーバーローン」の場合、「任意売却」という形式になり金融機関の許可がないと売却できないという事を知りました。
そこで、不動産屋さんのアドバイスに沿って「離婚を原因として家を退去する事になった」と銀行に「任意売却」の申し入れを行い、許可を得る事が出来ました。
任意売却について詳しい解説は、下記記事をご覧ください。
「大阪で任意売却」する流れ、平均落札額、基礎知識|相談無料・即対応・実績豊富な不動産会社はここ
3.売却、現金化
不動産屋さんから、「尼崎は1~2人住まいの若い層のニーズが多くある地域で、築10年程度であれば古くはなく、駅徒歩10分でも十分駅に近いのですぐ話はまとまる」
と言われていたのですが、本当に3か月程度ですぐまとまり、希望に近い価格で売却することができました。
新築で買って、古くなる前に売りに出せたのでスムーズに売却できたと、前向きに考えています。
2.尼崎市・M様
「離婚後、今のマンションに住み続けたかったが、売却を選んだ事例」
お客様相談内容
売却物件 概要
- 所在地
- 尼崎市潮江
尼崎駅徒歩6分 - 種別
- マンション 1LDK
- 面積
- 40㎡
- 築年数
- 21年
- 成約価格
- 2,300万円
- その他
- ―
相談にいらしたお客様のプロフィール
尼崎市にあるマンションに引っ越して3年目となる40代の女性のお客様です。
小学生のお子様のいらっしゃいます。
解決したいトラブル・課題
離婚が決まって夫が出ていくことになった。
・マンションにこのまま住み続けられるのかどうか知りたい。
・別の場所に引っ越して、子供の学校が変わってしまう事を避けたい。
不動産屋さん(売却のパートナー)の探し方・選び方
今のマンションに住み続けることで何が問題になるのかすら想像もついていなかったのですが、夫と諸々話し合いが発生する事もあるかと思い、離婚でのケースをたくさん扱ってそうな不動産屋さんをホームページを見てまわり探しました。
・ホームページで「離婚が絡んだケースに強い」とアピールしているところ。
を選んで問い合わせてみました。
M様の「トラブル・課題」の解決方法
1.今の家に住み続ける事ができるかどうかを不動産屋さんに相談する
不動産屋さんに事情を話し、私と子供がマンションに住み続けられるのかを聞くと、大きく以下3通りの方法を実行できれば住み続けられるとアドバイスをもらいました。
・夫が引き続きローンの返済を続けてくれるのであれば住み続ける事ができる。
→夫が離婚後も自分の住まない家のローンを返済し続けるのはかなりハードルが高い話で、交渉は難しいと思いました。
・夫名義のローンを自分名義のローンに組み替える。
→私にも幾分収入はありますが、改めて住宅ローンを組む程の信用力はないので、これも難しいと思いました。
・夫に家を不動産会社に売却させて、「リースバック」という手段で私が借りなおす。
→「リースバック」とは、一度売却して現金化した物件を家賃を払う事で引き続き使い続けるという手法です。これが一番あり得る話でしたが、その家賃はローン返済額よりも上回る可能性もあり、金銭的に長く継続するのは難しいと思いました。
結果、今の家に住み続ける事はあきらめ、夫に今の家を売ってもらってその売却代金を一定割合「養育費・財産分与」として受け取り、そのお金を元手に今の家の近くに、今より小さい部屋を見つけて引っ越すという方針にしました。
2.夫との話し合いとマンションの売却
向こうもあとくされなく諸々清算したいと考えていたので、今の家を売却する事にすぐ同意してくれました。
尼崎駅にも近く、すぐに買い手が決まりスムーズに話が進んだので、負担も少なく、長引く事もなく良かったです。
併せて、売却だけでなく、新しい部屋探しにも不動産屋さんが協力してくれたので助かりました。
3.尼崎市・H様
「共有名義のマンション売却を不動産屋さんに相談してから、1週間で解決の道筋ができた事例」
お客様相談内容
売却物件 概要
- 所在地
- 尼崎市尾浜町
- 種別
- マンション 3LDK
- 面積
- 70㎡
- 築年数
- 35年
- 成約価格
- 1,900万円
- その他
- ―
相談にいらしたお客様のプロフィール
尼崎市にあるマンションに20年間お住まいの50代の女性のお客様です。
解決したいトラブル・課題
離婚後、共有名義のマンションを私は退居したが、元夫がそのまま住んでいるままで家賃も貰っていない状態。
・売却して換金してしましたい。
・元夫が売却に反対し続けたため売ることができずにいたが、私が現住所の近くで元夫の引っ越し先を探す事ができれば売却に合意をするという話になった。元夫の気持ちが変わらないうちに素早く家探しと売却を併せて完了してしまいたい。
不動産屋さん(売却のパートナー)の探し方・選び方
「売却」をするための条件が「家探し」であり、両方を合わせて素早く完了する必要があったので、
・「売却」の話だけではなく、現住所の家の近くで「家探し」もできそうな地元の不動産屋さん。
・スピーディーに「売却」ができそうな、ホームページで「売却の豊富な実績」をアピールしている不動産屋さん。
という条件で探して、問い合わせをしました。
H様の「トラブル・課題」の解決方法
1.不動産屋さんに相談する
不動産屋さんに相談したところ、引っ越し先の部屋の候補はすぐにその場で沢山出していただくことができました。
また売却は、不動産屋さんが買い手を探してくれる「仲介」でやると、すぐに買い手がつくかは運の要素が幾分あるとの事だったので、不動産屋さんに直接買い取ってもらう「買取」を選ぶ方針にしました。
買取であれば最短2~3日で契約が完了するとの事。買取額は「仲介」での査定額より少し安い価格になるようでしたが、スピードを第一優先にすることにしました。
2.元夫の説得
共有名義のマンションなので、売却には私だけでなく元夫の手続きも必要です。
翌日には部屋の候補のチラシを10件分程持って、不動産屋さんも同席してもらって元夫と話し合いを行い、「もう2~3日で売却しちゃうからすぐに引っ越し先を決めてくれ」と、それこそ「奇襲」するように売却の件も併せて話をまとめてしまいました。こういうのは勢いも大事だと思います。
最終的には引っ越し代を私が持つという妥協をして、同意を得る事が出来ました。
動き出してから1週間程度で解決の道筋を作る事ができました。悩まずに実際にやってみる事が大事だと思いました。
関連記事
- 尼崎市の事例記事一覧へ
- 【尼崎市編】「相続による不動産売却」事例
- 尼崎市・伊丹市・豊中市で「離婚が原因の不動産売却」を成功させるコツ
- 「大阪で任意売却」する流れ、平均落札額、基礎知識|相談無料・即対応・実績豊富な不動産会社はここ
※本記事は、不動産流通機構、市役所等から発行されてる公的な資料、弊社およびその取引先より聴取した内容をもとに、弊社社員の見解をレポートしたものです。現在および将来の動向について約束するものではありませんので、ご理解の程、宜しくお願いします。