【最新版 随時更新】尼崎市 土地売却相場・動向レポート
2025年10月更新版の、尼崎市の土地売却相場の最新動向ついてまとめたページです。
1.尼崎市 9月の売却相場・動向の概要
尼崎市における、9月度の土地売却相場・動向データを解析して導き出した、主なトピックは以下です。
- 仲介 3,901万円で売れました
- 買取 2,731万円で売れました
- いま売り時です!
| 2025年9月まとめ | |
|---|---|
| 売り時か? | 売り時です |
| 売却相場(仲介) | 3,901万円 |
| 売却相場(買取) | 2,731万円 |
| 価格動向 | 約11.7%減少(前月比) |
| 売りやすい立地・条件 | 駅徒歩15分圏内の130㎡前後の土地 |
2.尼崎市 ここ半年の売却相場推移と9月の売却相場の分析
結論、「売り時」です。
尼崎市の土地の需要は安定しています。
2-1.尼崎市で取引された土地のここ半年の売却(価格)相場推移の分析
「売却価格」は6月の4,521万円をピークに、9月は3,901万円まで落ち着いています。
価格が下落している背景には、「面積」の狭い土地の取引が増加したことが挙げられます。
ですが、ここ半年間の相場の平均水準は維持しており、取引件数自体も変化はみられていません。
このことから、市場の平均価格は変動しているものの、これは取引された土地の条件が変化したことが主な要因であり、需要は安定している状況だといってよいでしょう。
2-2.尼崎市で取引された土地の9月の売却(価格)相場の分析
9月に取引された土地の「売却価格」、「㎡単価」、「土地面積」といった主要な指標の平均値を6月と比較してみると、以下の通りです。
| 比較軸 | 9月 | 6月 | 差 |
|---|---|---|---|
| 売却価格 | 3,901万円 | 4,521万円 | -620万円(13.7%減) |
| ㎡単価 | 29.16万円 | 34.50万円 | -5.34万円(15.5%減) |
| 土地面積 | 133.79㎡ | 131.02㎡ | +2.77㎡(2.11%増) |
9月は6月と比較して、「売却価格」と「㎡単価」のいずれも下落しました。
「㎡単価」の下落要因としては、形状や立地などの条件が6月よりも不利な物件が多く取引されたことが挙げられます。
その影響で「売却価格」も下落したと考えられます。
ただし、取引件数はここ1年間の平均水準を保っているため、尼崎市の土地取引は比較的安定しており、需要は今後も継続するでしょう。
3.尼崎市 「売りやすい土地の立地・条件」推移の分析
ここ最近に尼崎市で取引された土地の「立地・条件」について分析して解説します。
尼崎市で「売りやすい土地の立地・条件」のポイントは以下の3つです。
- 立花/武庫之荘駅から駅徒歩12~13分の土地が売れています。
- 9月は130~140㎡程度で立花駅徒歩15分圏内の土地取引が多く見られます。
- 建家町で土地をお探しの方がいらっしゃいます!
3-1.尼崎市で売りやすい土地の立地・条件の推移分析
ここ半年と前の半年間と比べると、「駅徒歩」「土地面積」ともに大きな変動はありませんが、「㎡単価」が微増しています。
最寄り駅はここ半年で「立花駅」周辺の取引が活発になりました。
| 立地・ 条件 |
ここ半年 | その前の 半年間 |
差 |
|---|---|---|---|
| 駅徒歩 (平均) |
12.8分 | 13.2分 | -0.41分 |
| 面積 (平均) |
132.65㎡ | 134.53㎡ | -1.88㎡(1.4%減) |
| ㎡単価 (平均) |
30.70万円 | 28.47万円 | +2.23万円(7.8%増) |
| 最寄駅 | 立花/武庫之荘 | 武庫之荘/園田 | - |
参照:不動産情報ライブラリ
参照:レインズ
3-2.尼崎市で9月に取引された土地の立地・条件の動向を解説
弊社が把握している、尼崎市内で取引された土地9件の立地・条件を分析すると、9月は3,000万円台で面積が130~140㎡、駅徒歩15分圏内に位置する土地が人気でした。
中でも、立花駅周辺の地域は需要が高まっています。
| 最寄り駅 | |
|---|---|
| 立花駅周辺 | 4件 |
| 武庫之荘駅周辺 | 3件 |
| (阪神)尼崎駅周辺 | 2件 |
| 土地面積 | |
|---|---|
| 100㎡~200㎡ | 6件 |
| 200㎡以上 | 3件 |
| 駅徒歩 | |
|---|---|
| 10分圏内 | 2件 |
| 15分圏内 | 5件 |
| 15分圏外 | 2件 |
| 売却価格 | |
|---|---|
| ~3,000万円 | 4件 |
| ~4,000万円 | 4件 |
| ~5,000万円 | 1件 |
| 売却期間 | |
|---|---|
| ~3ヵ月 | 3件 |
| ~6ヵ月 | 6件 |
3-3.尼崎市で土地をお探しのお客様の事例
建家町周辺で土地をお探しのお客様の中から1つの事例をご紹介します。
実際のニーズから売却相場の動向を具体的にイメージしてください。
お探しの条件
| 予算 | 3,000万円程度 |
|---|---|
| 地域 | 建家町 |
| 土地面積 | 130㎡程度 |
| 土地の状態 | 更地 |
| 駅徒歩 | 阪神「尼崎駅」徒歩15分圏内 |
建家町エリアは、「(阪神)尼崎駅」が徒歩圏内にあります。
「(阪神)尼崎駅」は、西日本の中心地である「大阪・梅田」まで乗り換えなしで移動可能なため、通勤・通学に便利です。
加えて、駅周辺には、「兵庫医科大学病院」や「兵庫県立尼崎総合医療センター」があるので広域的な医療・行政サービスへのアクセスも良好です。
また、建家町エリア周辺には衣食住に関わる店舗が軒を連ねる「尼崎中央商店街」「尼崎三和本通商店街」があり、生活に必要なものは一通り揃えられます。
商店街に隣接する「寺町」には11の寺院があり、定期的な参拝や江戸時代の面影を感じる街並みを愉しむこともできます。
こうした住みやすさと歴史とが調和した建前町は、幅広い世代に人気のあるエリアといえます。
参考:尼崎市「寺町」
4.尼崎市 これからの売却相場・動向の予測
詳細解説
- 土地需要の高い立花・武庫之荘・園田地区は、「尼崎市都市計画マスタープラン」からも今後の街づくりにおける重要拠点であることが窺え、継続的な土地需要が予想されます。
- 尼崎市の住宅地の地価は、ここ10年間で令和2年を除きゆるやかながら上昇傾向にあります。
- 2025年開催予定の大阪万博において、開催地の「夢洲」へのアクセスの良さから地価の上昇が期待されます。
尼崎市は世帯数・転入数ともに増加しているうえ、待機児童対策など様々な子育て支援にも積極的なことから、ファミリー層に向けた住宅用の土地売却の機会は今後も十分に見込めると考えられます。
参考:尼崎市役所「尼崎市都市計画マスタープラン」
参考:兵庫県庁|まちづくり部都市計画課「兵庫県の地価動向」
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※本記事は、不動産流通機構、市役所等から発行されてる公的な資料、弊社およびその取引先より聴取した内容をもとに、弊社社員の見解をレポートしたものです。現在および将来の動向について約束するものではありませんので、ご理解の程、宜しくお願いします。




