【最新版 随時更新】尼崎市 土地売却相場・動向レポート

2025年7月更新版の、尼崎市の土地売却相場の最新動向ついてまとめたページです。
1.尼崎市 6月の売却相場・動向の概要
尼崎市における、6月度の土地売却相場・動向データを解析して導き出した、主なトピックは以下です。
- 仲介 4,521万円で売れました
- 買取 3,165万円で売れました
- いま売り時です!
2025年6月まとめ | |
---|---|
売り時か? | 売り時です |
売却相場(仲介) | 4,521万円 |
売却相場(買取) | 3,165万円 |
価格動向 | 約2.6%上昇(前月比) |
売りやすい立地・条件 | 駅徒歩15分圏内の130㎡前後の土地 |
2.尼崎市 ここ半年の売却相場推移と6月の売却相場の分析
結論、「売り時」です。
尼崎市の土地は売れやすい状況が続いています。
2-1.尼崎市で取引された土地のここ半年の売却(価格)相場推移の分析
土地の売却価格は4月~5月にかけて一気に上昇し、その状態を保ったまま6月に入りました。
結果、6月はここ半年間の最高値を記録しました。
価格上昇の要因としては、5月~6月は4月よりも「㎡単価」が高い土地が多く取引されたことが挙げられます。
このことから、6月は、駅までのアクセスが良い、生活環境が整っているといった「立地が良い土地」が売れやすい傾向にありました。
2-2.尼崎市で取引された土地の6月の売却(価格)相場の分析
6月に取引された土地の「売却価格」、「㎡単価」、「土地面積」といった主要な指標の平均値を3月と比較してみると、以下の通りです。
比較軸 | 6月 | 3月 | 差 |
---|---|---|---|
売却価格 | 4,521万円 | 3,006万円 | +1,515万円(50.4%増) |
㎡単価 | 34.50万円 | 24.39万円 | +10.11万円(41.5%増) |
土地面積 | 131.02㎡ | 123.24㎡ | +7.78㎡(5.5%増) |
6月は3月と比較し、「売却価格」は1,500万円以上も上昇しました。
「㎡単価」「土地面積」ともにが高く、広い物件を中心に取引されました。
㎡単価の上昇は、立地条件や生活環境に優れている土地を求める人が多かったことが要因です。
よって、6月は、「値段が高くても立地が良ければ売れる」状況でした。
取引件数もここ半年間の平均水準を保っていることから、尼崎市の土地は安定した取引が行われています。
3.尼崎市 「売りやすい土地の立地・条件」推移の分析
ここ最近に尼崎市で取引された土地の「立地・条件」について分析して解説します。
尼崎市で「売りやすい土地の立地・条件」のポイントは以下の3つです。
- 立花/武庫之荘駅から駅徒歩12~13分の土地が売れています。
- 6月は130~140㎡程度で立花駅徒歩15分圏内の土地取引が多く見られます。
- 七松町で土地をお探しの方がいらっしゃいます!
3-1.尼崎市で売りやすい土地の立地・条件の推移分析
ここ半年と前の半年間と比べると、「駅徒歩」「㎡単価」ともに大きな変動はありませんが、「土地面積」がかなり狭くなっています。
最寄り駅はここ半年で「立花駅」周辺の取引が活発になりました。
立地・ 条件 |
ここ半年 | その前の 半年間 |
差 |
---|---|---|---|
駅徒歩 (平均) |
12.8分 | 13.2分 | -0.41分 |
面積 (平均) |
130.98㎡ | 145.21㎡ | -14.23㎡(9.8%減) |
㎡単価 (平均) |
29.81万円 | 29.08万円 | +0.73万円(2.5%増) |
最寄駅 | 立花/武庫之荘 | 武庫之荘/園田 | - |
参照:不動産情報ライブラリ
参照:レインズ
3-2.尼崎市で6月に取引された土地の立地・条件の動向を解説
弊社が把握している、尼崎市内で取引された土地9件の立地・条件を分析すると、6月は3,000万円台で面積が130~140㎡、駅徒歩15分圏内に位置する土地が人気でした。
中でも、立花駅周辺の地域は需要が高まっています。
最寄り駅 | |
---|---|
立花駅周辺 | 5件 |
武庫之荘駅周辺 | 2件 |
(阪神)尼崎駅周辺 | 2件 |
土地面積 | |
---|---|
100㎡~200㎡ | 7件 |
200㎡以上 | 2件 |
駅徒歩 | |
---|---|
10分圏内 | 2件 |
15分圏内 | 6件 |
15分圏外 | 1件 |
売却価格 | |
---|---|
~3,000万円 | 3件 |
~4,000万円 | 5件 |
~5,000万円 | 1件 |
売却期間 | |
---|---|
~3ヵ月 | 3件 |
~6ヵ月 | 6件 |
3-3.尼崎市で土地をお探しのお客様の事例
七松町周辺で土地をお探しのお客様の中から1つの事例をご紹介します。
実際のニーズから売却相場の動向を具体的にイメージしてください。
お探しの条件
予算 | 3,000万円程度 |
---|---|
地域 | 七松町 |
土地面積 | 110㎡程度 |
土地の状態 | 更地 |
駅徒歩 | 立花駅徒歩15分圏内 |
七松町エリアは、交通利便性と暮らしやすさが両立した、ファミリー層に特に人気の住宅エリアです。最寄りの「JR立花駅」の徒歩圏内に位置しており、通勤・通学に大変便利な立地です。
エリア内、もしくはその周辺には「尼崎市立七松小学校」や「橘公園」「昭和公園」などがあり小さなお子さまを持つご家庭にとって暮らしやすいです。 さらに、「尼崎市役所」があることから、行政手続きなどにもすぐに対応できます。
駅周辺には「立花病院」があるので医療・行政サービスへのアクセスも良好です。
「尼崎北警察署 立花駅前交番」もあるので、防犯面にも配慮された地域といえます。
また、「関西スーパー フェスタ立花店」や「サンディ 尼崎南七松店」など複数のスーパーマーケットが近隣に点在しており、食料品や生活雑貨の調達がしやすい環境が整っています。
以上のことから、ファミリー層にとって、非常に魅力的なエリアです。
4.尼崎市 これからの売却相場・動向の予測
詳細解説
- 土地需要の高い立花・武庫之荘・園田地区は、「尼崎市都市計画マスタープラン」からも今後の街づくりにおける重要拠点であることが窺え、継続的な土地需要が予想されます。
- 尼崎市の住宅地の地価は、ここ10年間で令和2年を除きゆるやかながら上昇傾向にあります。
- 2025年開催予定の大阪万博において、開催地の「夢洲」へのアクセスの良さから地価の上昇が期待されます。
尼崎市は世帯数・転入数ともに増加しているうえ、待機児童対策など様々な子育て支援にも積極的なことから、ファミリー層に向けた住宅用の土地売却の機会は今後も十分に見込めると考えられます。
参考:尼崎市役所「尼崎市都市計画マスタープラン」
参考:兵庫県庁|まちづくり部都市計画課「兵庫県の地価動向」
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※本記事は、不動産流通機構、市役所等から発行されてる公的な資料、弊社およびその取引先より聴取した内容をもとに、弊社社員の見解をレポートしたものです。現在および将来の動向について約束するものではありませんので、ご理解の程、宜しくお願いします。